大学生に大人気の「塾講師バイト」ですが、集団指導や個別指導、チューターなど業務形態はいろいろあって悩みますよね。
塾講師歴4年の現役大学生が、実際の経験をもとに、今回は個別指導塾に焦点を当てて疑問を解消していきます!
個別指導塾の授業形式
個別指導塾は先生1人が1〜4人の生徒を見るタイプの授業です。
授業形式の塾もありますし、先生と生徒が対話をしながら進めていく形式の塾もあります。
基本は1コマ90分。小学生だと45~60分ということもあります。
多くても4人までの生徒が教える対象になり、生徒と信頼関係が構築しやすく、一人一人に合わせた指導力が重要になります。
生徒との関わり方
個別指導塾なので、近い距離感で生徒に勉強を教えることが主な仕事になります。
例えば1人の先生が3人の生徒を持つ形式の場合、生徒が演習問題を解いている間に、他の生徒の質問に回答したり解説したりする形で授業を進めていきます。
生徒の状況に合わせて、先生の方から声をかけて話をしたり、演習課題の用紙を追加してコピーを取りに行ったりもします。
教えた内容の報告業務
授業内容や進捗を報告する用紙を記入し提出することも塾講師の大事な仕事の一つです。
授業の時間内に仕上げることが出来なかった場合、授業終了後で作成しなければなりません。
多くの生徒を持っていると、最初はとても大変ですが、慣れてくれば効率よく作成できるようになります。
教える科目は選べる
教える科目は選べます!
しかし、生徒が取る科目数により、あるいは、理系を担当する先生が休んでしまった・生徒が振替授業で入ったなどのイレギュラーな対応で、苦手な教科を教えることもあります。
英語と数学を受講している生徒が比較的多いので、この2教科ができると強いです。
通塾時のお出迎えとお見送り
生徒が塾に来るとき・帰るときには、先生が挨拶をします。
保護者の方がいらっしゃる場合もあるので、きちんとした言葉遣いや挨拶をすることはとても大切です。
教室の清掃、整理整頓
塾は、清潔感があり、生徒が勉強しやすい環境を提供することが求められます。
清掃は授業後の休み時間に行います。主には、机の整頓やごみの片付け、教材を持ち運ぶときに散らかった本棚の整理などです。
新人講師に教える
経験を重ねた塾講師になると、新人講師のサポートを依頼されることがあります。
例えば、授業前から授業後までの一連の流れ、主に使用する教材、また生徒の学習状況について、情報を共有します。
また、先輩講師を生徒役に見立てた授業のシミュレーションを行ったり、自習している生徒とコミュニケーションを取ることから始めたりします。
生徒の相談にのる
個別指導塾の場合、生徒との距離感が近いため授業外でも個別に悩みを聞いたり、勉強を教える機会があります。
例えば、授業後に勉強以外でも学校のことなど受験前など、勉強についてや学校生活について相談を受けることがあります。
個別指導塾には、他のバイトでは味わえないやりがいがある

こうして仕事を書き出してみると、「意外とやることが多くて大変そう」と感じるもしれませんが、大変なのは最初だけです。
生徒や先生の数によって、苦手な教科を教えなければならないこともありますが、やりがいも感じやすく、初めてのアルバイトにおすすめです。
「生徒一人ひとりとじっくり関わり、勉強を教えたい」という人は、ぜひ挑戦してみてくださいね!















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